街コンや婚活パーティーでは初めて合う人と会話をするわけですが、会話ネタに困ったことはありませんか?
会話に困る人と困らない人の違いは何でしょうか?また、鉄板の会話ネタはあるのかという話をしていきたいと思います。
<動画は2部構成!>
◆会話の重要性を考えてみる
まずはいつも話に出しているメラビアンの法則を考えてみましょう。
メラビアンの法則を簡単にまとめると、話し手が相手に与える印象はどんな要素が影響しているのかという事に関する法則です。
・視覚情報(見た目、動作、仕草)が55%
・聴覚情報(声、発声、発音)が38%
・言語情報(話す内容)が7%
こういった法則があるということはかなり有名な話で、僕もよくブログでこのデータを使っています。
この結果を考えると、言語情報である話す内容や話のネタに関していうと、重要度がかなり低いことがわかると思います。
とはいえ、コミュニケーションを取るための会話がままならない人とは次に会いたいと思えませんし、不安がたくさんになります。
少なくとも会話で困ることがないだろうと思ってもらうことが必要そうですね☆
◆会話が続く人と続かない人の違いは??
会話が続く人と続かない人は何が違うのでしょうか。
会話が続く人ほどネタは準備していません!会話が続かない人ほどどんな話をしようかという「話のネタ」に着目してしまってるんですね。
では会話が続く人はどこに着目するのでしょうか。
それは・・・「どうやって会話を広げるか」ということです。
そして婚活という目的を達成するためには会話を広げる中で、相手がどんな人かを見極めていく必要がありますよね!
20分~30分話すだけである程度どんな人かなというところまでは情報収集が出来ます。
もしこの感覚にピンと来ない人は会話ができてるようで、無駄な情報をたくさん引き出してるのかもしれません。
街コンで聞いてて無駄だなーって思った実際の会話を紹介しましょう。
男性「水族館とか好き?」
女性「◯◯水族館いってみたいんですよー深海魚みたいです」
男性「深海魚ってうんちくかんちく・・・」
女性「深海魚ってうんちくかんちく・・・」
って深海魚に関する特徴とか可愛さを語っていました。。。笑
ある意味共感出来ているようですが、別に深海魚は趣味ではないですから・・・
こういった無駄な話をしている時間が長い人ほど、あの人と会話盛り上がってたけどどうだった?って聞いても「うーん、わからないです」みたいなことになるんです。
会話が続かないよりはマシというレベルです。
本当に大事なのは「会話を広げつつ、情報収集を行う」ことなんですね。
◆広げた会話は収束させる必要がある
会話を広げることだけに固執するとある問題がでてきます。
それは。。。
この話いつまで引っ張るん!?
ってことです!
街コンや婚活パーティーは話が出来る時間が限られています。
街コンだと20~30分ほど、婚活パーティーでは3~5分ほどです。
この間に無駄に会話を広げても必要な情報を取る前に終わってしまっては意味がありません。
広げた会話の着地点を定め、どこかに収束をさせる必要があります。
どこに収束させるのか・・・
それが「会話の目的」ということです。
忘れないでください、婚活で会話のネタに困っている、会話が続けば問題は解決か?そうではないですよね?
会話を続けることで、お相手の事をよく知り、付き合いを考えられる人を見つけること、その人とうまくやっていくことが最大の目的なはずです。
ここを外してはいけません。
そのためには、「自分がどんな人と出会いたいのか」ということを明確にしておく必要がありますし、お誘いをするなら「自分の得意なデートスポット」などを明確にしておくといいです。
僕はある程度いくつかどこに刺そうかという目安をもっておいて、それに関連する会話に持っていき、どこかに着地させるという感じです。
カフェとかランチが手軽で誘いやすいですし、美味しいケーキ屋とかは女性も好きなので誘いやすいかと思います。
僕の会話のステップは、
①軽く自己紹介し合う
②好きなものチェック
③お酒orケーキどちらに誘うかチェック
④お酒が好きな人→飲みに誘う、ケーキが好きな人→カフェに誘う
だいたいこの流れですね。
目的や着地点が違えば会話の内容も大きく変える必要がでてきますね。
ぜひまずは会話のネタよりも着地点をはっきりさせるようにしてください。
◆どうやって話を広げるか
着地点を決めてもらったところで、実際に会話を広げるためのコツを解説していきます。
①オウム返しをする(相手の話を聞く)
オウム返しをするということは簡単にいうと相手の言ったことを繰り返すということです!
パン作りが好きなの!って女性が言ったら、「パンを作るのが好きなんですね!」って繰り返すことです。
え、それだけ?って思うかもしれませんが、オウム返しには大きなメリットがあります!
まずメリットの1つは話を「聞いてくれている印象がつく」ということです。
女性は基本的に話す方が好きないきものですし、話を聞いてほしいと思っています。
「うん」とかだと聞いてるの!?ってなるし、「そうだね」とかは同意したことになるので、女性が本来同意してほしくないことに関しても同意してしまうことになります。イエスマンみたいな印象を持たれてしまうのはよくありませんよね!
オウム返しをするというのは、同意も否定もせずに話を聞くという心理学的な技術になります。
そして話を聞いてくれてるなって思った女性はさらに話をしてくれるようになります。
要は女性から会話が出てくるということですね!
こうなれば自分は聞き役で十分、会話に困ることはありません。
オウム返しだけでうまく行けばここまで達成できちゃうんですね!
②5W1Hを意識する(会話を広げる)
例えば女性のプロフィールカードの趣味に、パン作りと合ったとします。
パン作りが好きなんですねって会話は皆さん出来ると思います。
会話が上手な人は「5W1H」を使ってこのネタを掘り下げていきます。
なぜ(Why)パン作りが好きなのか。
どのように(How)パンを作っているのか。
特に相手の考え方がわかる質問がいいと思います!
なぜパン作りが好きなのかということを聞いてみると、
お母さんが教えてくれて好きとか出たら、母親と仲良かったりする姿が見えてきたりします。
無添加のパンを自分で作りたいからとかでたら、健康に気を使っている人なのかなって姿が出てきたりします。
NGなのはパン作りのうんちくをずっと話すことです。
◯◯ってオーブンレンジ使うと出来上がりがちがっていいんだよー!とかそんな会話いりません!
ぜひ質問は5W1H、特になぜ?を使って質問をするといいでしょう。
ただし・・・なんでなんで人間にならないように気をつけてくださいね!笑
それはうざいと思われます!
③連想ゲームをする(会話を収束させる)
◯◯といえば△△みたいな連想ゲームをしていきましょう!
これは目的に近づけるワードに向かって連想していくといいです。
例えばケーキ屋に誘いたいということはケーキに関連するワードにたどり着くとそういった話がしやすくなります。
ケーキという言葉よりも甘いものという言葉の方が広い関連ワードがありますね!
こういった言葉の大きさを意識出来るようになると更にいいです。
◆あとは相手を誘うだけ!
相手の話を聞いて、それを広げて、目的地にたとりついたらあとはお誘いするだけです。
LINEを聞くことがゴールであれば聞けばいいし、お誘いをすることを目的にしていたらお誘いしてみたらいいと思います。
お誘いに関してはこちらの記事で上手に誘う方法がありますので参考にしてください☆
→お誘い成功率がグンっと上がる!恋愛心理学を使って上手にお誘いする方法【男性編】
◆それでも会話のネタを用意したい方へ
基本的に会話のネタは相手のことを広げていくということを書いてきたのですが、それでも不安だ!って方はぜひ会話のネタを用意していってもいいです。
その場合は自分の話をすることになりますので、自分の話でも当たり障りがない会話ネタをご紹介します。
①仕事の話
仕事の話はやっぱり女性も気になるところ。
はっきりいうと仕事の内容にそこまで興味はありません。
安定性があって年収もそれなりということが確認出来たら女性としては万々歳なわけです。
間違っても自分の仕事の専門的な話はやめてください。
また、仕事の話をする上で、「他人と同じ」話をするなら話す意味がありません。
例えば「工場で働いている」ということは「あなたの事を知る」要素にはならないということです。
「なぜ」その仕事をやっているのか、「どんなことを頑張っている」のか、など他人と違う話をいくつか用意しておくといいですね!
・どんな仕事をしているのか(簡単な内容)
・なぜその仕事をしているのか(自分がどんな人か)
・どんなことを頑張っているのか(頑張ってる姿はかっこいいものです)
②趣味の話
趣味の話もしやすいと思います。
自分が好きな事に関して話すといいですが、これもお相手はあなたの趣味に興味はありません。
これも「なぜ」好きなのかとか、「どんなこと」に楽しさを感じるのかをお話することで「どんな自分か」ということを知ってもらうことが大切です。
間違っても自分の趣味に興味を持ってもらおうとか共感してもらおうとか思ってはいけません。
③好きな食べ物やお酒に関しての話
この辺はお誘いをするための会話ネタになります。
僕はだいたいお酒の話をしてみて、興味がありそうであれば居酒屋などにお誘いする感じにします。
こういった話題に関しては自分から出してもいいと思います。
誘いたいお店があればそこの名物に関して話すといいです。
「やきとり」が美味しいお店があればやきとりが好きか話してみるといいですね。
単純は話ですが、食べることはみんな大好きです。
会話も豊富に広げやすいので、食事に関するネタは用意しておいたら良いと思います。
◆避けるべき会話ネタ
逆にこの話題は避けたほうが良いということもあります。
会話ネタを仕込む時はこちらの話題に触れてないかチェックしてみてください。
①下ネタやモラルに反すること
下ネタで盛り上がることもありますし、そういった話をしてる時は楽しいかもしれません。
しかし、婚活の場では控えたほうが無難です。
下ネタが嫌いな方に関しては一発アウトになりますし、信用を失ってしまっては挽回は不可能です。
また、下ネタばかりな人は街コン自体出禁になることがあるので注意しましょう。
もちろん犯罪やモラルに反することもネタにはしないほうが良いです。
あとはいろんな考え方がある時事ネタとか。
こういった話には触れないほうが良いでしょう。
②家族の話
会話が上手い人に関しては家族の話を武器にすることが出来る人もいます。
ただ、男性が家族の話を出す場合は兄弟とかくらいならまだいいです。
母親と買い物に行くことが多いとか話した場合、母親思いとも取る人もいれば、マザコン?って取る人もいます。
家族の話題はあまり出さない方が無難です。
家族構成などはお相手も気にする人がいるので、そういった内容に答えるのは全然OKですよ!
家族や第三者のことで盛り上がっても、自分のことも伝わらなければ相手のこともしれないのであまり意味がないですね。
③結婚観とか将来の夢
この辺は出会って何回目かのデートでするのはOKだと思います。
街コンや婚活パーティーのであってすぐの段階で話すことではないです。
初対面の人の夢とか聞いて楽しいですか?共感出来ますか?
聞かれたら答えればいいですが、自分から選ぶ話ではないです。
④内容のない話
何度か会話例を出しましたが、目的のない話とか、うんちくとかそういったたぐいの話は無駄です。
時間がない中でこんな話をするのはナンセンスですよ。
すべて目的をもって会話しましょう。
⑤スベらない話系
楽しい会話をしようとスベらない話をドヤ顔でやってるメンズさんたまに見かけます。
もちろん楽しいかもしれませんが、プロの芸人さん以下のレベルであればTVで十分。
何も残らない内容のない話ということです。
会話を盛り上げる必要はありません。面白い話なんて必要ないんです。
事故る可能性のある会話ネタは避けるのが無難でしょう。
◆まとめ
会話ネタは重要ではない。
相手の話を聞いて、会話を広げることが重要。
目的を持って会話をしよう。
でした!